【滅菌】コンパクトPCD

【滅菌】コンパクトPCD

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Q:インジケータのSV値は?
A:134℃/3分、121℃/15分です。


Q:コンパクトPCDを使った結果一部インジケータが変色していない部分があったが払出をしてはならないか?
A:例えばEN ISO11140-6に準拠したオレンジのコンパクトPCDを使用していた場合、インジケータの一部が変色していなかったからといって、滅菌工程を経た器材すべてが滅菌できなかったわけでありません。
管腔を有する長尺の器材などを含むセットは払出ししないとうこともできます。
これらの事象を想定して手順書に記載しておくとよいです。


Q:コンパクトPCDの検証目的で、コンパクトPCD2本を滅菌器チャンバー内のコールドスポットに並置して滅菌したところ、1本が合格を示したが、もう1本のインジケータが一部変色しなかった。
これはインジケータの不具合ではないか?

A:インジケータの不具合ではなく、インジケータが厳正に反応した結果を示しています。
なぜなら、チャンバー内の環境は均一ではありません。
コールドスポットとはいえ、位置が数ミリ変わったり、時がコンマ何秒ずれただけで、反応が異なります。
厳正なインジケータであるからこそこのような事象が発生することがあるともいえます。


Q:プリオンサイクルにも対応しているか?
A:プリオンサイクル専用のインジケータがあります。
SV値は134℃/18分です。
PCD本体は、通常のバッチモニタリング用PCDを使用できます。


Q:本体の耐用回数は?
A:8,000回以上です。


Q:シーリングキットとは何か?
A:キャップを密封させるためのゴム製のOリングのことです。
交換時期は滅菌500回が目安となります。


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