【洗浄】洗浄工程インジケータ

【洗浄】洗浄工程インジケータ

Q:何色のインジケータを使用するべきか?
A:洗浄機・洗剤・プログラム・水質など、洗浄の質に関わる要因の組み合わせは施設毎に異なるため、最適なインジケータも異なります。
5色全てをデモして頂き、その結果を基に最適なインジケータの選定をお手伝いさせて頂きます。

Q:インジケータはWDのどこに設置すべきか?
A:インジケータは洗浄する器材の影響を受けない位置で、毎回同じ場所に設置することが大切です。
洗浄する器材の影響を受けない場所については、WDメーカーに確認してください。

Q:内腔器材の洗浄評価はどのようにすべきか?
A:「洗浄評価」を行うことはできませんが、洗浄工程が適切に行われたことをモニターするインジケータ、内腔洗浄試験用フローPCDの使用を推奨しています。
PCD内部にインジケータを挿入し、洗浄ポートに接続し、洗浄工程に異常がないかを検証します。

Q:洗浄剤が注入されていないのに反応しないインジケータがあるのか?
A:洗浄剤が入っていなくてもソイルが落ちてしまうインジケータもあります。
他の洗浄剤を使用すればソイルが落ちないこともあります。
洗浄は、洗浄機・洗剤・プログラム・水質・温度・水圧等のバリアブルの組み合わせの結果であるため、それら一連の工程に合った、最終工程までソイルが落ち切らないインジケータを選択するのが大切です。
予備洗浄段階でソイルが落ちてしまうインジケータでは、モニターはできません。

Q:洗浄効果が低下する要因は何か?
A:洗浄効果は、①機械作用②温度③時間④化学作用の4つの条件に変化します。
以下のような要因を検証してみてください。
・洗浄剤は適切な量が供給されたか
・水質に変化はないか
・適切な洗浄プログラムであったか
・洗浄剤の使用期限などの品質に問題はないか
・洗浄工程中の温度は適切であったか
・スプレーアームは回転していたか
・スプレーノズルに目詰まりはないか
・洗浄する器材を過積載していないか


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