ESSの術後パッキングで、抜去処置不要による患者・医師双方の負担軽減を実現したネックスパックXの導入事例

ESSの術後パッキングで、抜去処置不要による患者・医師双方の負担軽減を実現したネックスパックXの導入事例

800床規模 大学病院の耳鼻咽喉科医師は、ESS(内視鏡下副鼻腔手術)の術後パッキング資材を求めていました。吸収性で抜去不要であり、患者・医師双方の負担を軽減することが評価され、ネックスパックXが採用された導入事例です。

導入先
800床規模 大学病院の耳鼻咽喉科医師
使用場面
ESS(内視鏡下副鼻腔手術)
目的
ESSの術後パッキング資材として

事例のご紹介

保存的治療に抵抗性を示す慢性副鼻腔炎に対しては、ESS(内視鏡下副鼻腔手術)が標準治療として行われています。ESS術後には湿潤療法、止血効果、癒着予防、中鼻甲介の外側化予防を目的としてパッキング資材を使用することが多いですが、術後の抜去処置は患者にとって処置恐怖や通院負担につながりやすく、医師にとっても診療時間を圧迫する要因となっていました。特に、頻回な術後処置通院が困難な患者や、抜去処置自体が困難な症例、また年末年始など処置時間の確保が難しい繁忙期においては、抜去処置を要しないパッキング資材へのニーズが高まっていました。

選定にあたっては、①加水で溶解し洗浄・吸引などで容易に抜去可能であること、②湿潤療法効果を発揮すること、③止血効果を有すること、④癒着防止効果が期待できること、の4点が重視されました。ネックスパックXは、これらの条件を満たす資材として採用されました。特に、吸収性資材であるため抜去処置が不要である点が高く評価されました。

大きいサイズ(XL)が採用されており、そのままでは大きすぎるため、あらかじめカットしたうえで必要箇所に挿入し、加水して使用する運用となっています。滲出液を吸収してゲル化することで湿潤療法効果を発揮し、デンプン由来成分による止血作用、および湿潤療法による上皮化促進によって癒着防止効果を発揮するとされています。最大の特長は、吸収性資材であるため抜去処置が不要である点で、1日2~3回の鼻洗浄により7~10日で溶けてなくなるとされています。導入後は、術後快適性、創傷治癒、管理性の向上につながっています。

 

許容したこと・注意点

・留置後の感染リスクには注意が必要なこと
・使用前にあらかじめカットする手間が生じること
・溶解までに1日2~3回の鼻洗浄を7~10日間継続する必要があること

 

お客様コメント

「ネックスパックXが有効な症例は、患者側と医師側、それぞれの要素で考えている。患者側では、鼻洗浄は可能だが処置恐怖が強い方、頻回な術後処置通院が困難な方に適している。医師側では、術後処置の時間が惜しいほど忙しい時期や、年末年始など処置の時間が取りにくい場合に好んで使用している。抜去処置が困難な症例には、吸収性資材が独壇場だと考えている」

 

使用製品

販売名:ネックスパックⅩ
区分:一般医療機器
届出番号:12B1X00003NEXPA2
製造販売業者:株式会社名優
採用品番:9112066(ネックスパックXL)
この事例での役割:ESSの術後パッキング資材として、患者・医師双方の負担軽減を支援
製品ページ:https://meilleur.co.jp/product/dissolvable-nasal-packing/

よくある質問

なぜネックスパックXが採用されたのですか?

抜去処置が不要で、患者・医師双方の負担軽減につながる点が評価されたためです。

ネックスパックXが特に有効な症例はどのようなものですか?

患者側では、鼻洗浄は可能だが処置恐怖が強い方、頻回な術後処置通院が困難な方に適しています。医師側では、術後処置の時間が惜しいほど忙しい時期や、年末年始など処置の時間が取りにくい場合に好まれています、

使用時に注意した点はありますか?

留置後の感染リスクには注意が必要なことです。